今日12月5日は桃山晴衣の一周忌、公演中のパリでこの日を迎えた。
桃山への追悼のメッセージをお送りいただいた方々、静かに黙祷を捧げていただいた方々、ありがとうございます。
私はかつて二人でよく散歩に出かけた思い出の場所の一つ、モンマルトルのサクレクール寺院に朝早く出かけ、初めて寺院内で一人静かに黙祷を捧げてきた。
雨上がりの朝のモンマルトルの丘の上から見下ろすパリの街、見上げる冬の空。
「空も流れるひとときを わが悲しみよ かえり来い・・・・」と、桃山のうたを口づさんでいた。
サクレクール寺院 サクレクールから見たパノラマ
●なお12月15日、『11&12』の上演前の午後6時から、桃山の一周忌追悼コンサートをわが劇場ブッフ・デュ・ノールで持つことになりました。ピーター・ブルックはじめ劇団員、生前桃山が知己を得ていた多くのアーティスト仲間も駆けつけてくれると思います。ゲストにチェリストのエリック=マリア・コテュールを予定しています。