晴天下の秋季ワークショップ

今年の秋季ワークショップ「創造塾」は、爽やかな連日の晴天のもと、さまざまな出会いと交流がありました。本ワークショップを開始したのは1988年にピーター・ブルック劇団の『マハーバーラタ』日本公演が終了し、郡上に活動の拠点を移した年で、当時はワークショップということばもあまり知られていない頃でした。以後、時にゲストを招いたり、場所を東京に変えて桃山晴衣が俳優たち専門のワークを行なう等、内容等もいろいろ変遷を辿ってきましたが、今回は土取のワークを展開。アーティストを志す人たちの他に様々な職種の人が参加し、充実の三日間となりました。澄んだ吉田川の清流を眺めながらの発声訓練、蒼く遠い空に手を伸ばしての肉体訓練、そしてタゴールの詩の朗読と歌。古代音楽について楽器を交えての話。極めつけは太鼓のリズムによる心身解放。あっという間に時間が経過しました。次回は緑燃える五月の連休の予定です。またお会いしましょう。