NHK BSプレミアム「日本美術の一万年 魂の縄文アート・土偶』

<TV番組のお知らせ>

NHK BSプレミアム「日本美術の一万年 魂の縄文アート・土偶
放送2011年9月5日(月)Pm9:00~ NHK BSプレミアム

日本美術の傑作を、(1)感じる(2)作る(3)使うという3つの方法で体感しながら、作品に込められた「思わぬ日本人の感性や精神性」を浮き彫りにする新番組!今回取り上げるのは、およそ1万年前、日本美術の夜明けと言われる縄文時代が生んだスーパーアート「土偶」。2万点が出土し3点が国宝に指定されている土偶は、一昨年の大英博物館のDOGU展に8万人が訪れ、去年の東京国立博物館での里帰り展に12万人が訪れるなど、日本はもちろん世界中で熱い注目を集めているジャパンアートだ。
教科書にも載る最も有名な重要文化財の「遮光器土偶」(青森・亀ヶ岡遺跡出土)を主役に、陶芸経験のある著名人×カリスマ助産師の2人が、自ら土偶を(1)感じ(2)作り(3)使いながら、生まれてくる命や自然の恵みへの切実な祈りなど、縄文人土偶に託していた思いを読み解いていく。青森・三内丸山遺跡での発掘資料や、土偶の知られざる内部構造、高度な技術で作られている驚きの製造法など、考古学の最新の研究成果も織り交ぜながら、パワーと神秘に満ちた土偶がなぜ生まれたのかに迫っていく。
東京国立博物館ほかで収録〜
【ゲスト】渡辺篤史,矢島床子,猪風来,小林達雄 【語り】余貴美子麿赤兒 【音楽】土取利行


◎番組ではかつて縄文鼓の復元の際に監修者として参加いただき、NHKの番組でも何度かご一緒させていただいた考古学の泰斗、小林達雄先生、先月那須二期倶楽部で開催された「山のシューレ」のプログラムで共演していただいた縄文造形家の猪風来氏など近しい方々が出演しています。全面的ではありませんが、要所要所で今回のために作った私の音楽が流れますのでご覧下さい。今回は縄文楽器ではなく、アフリカの楽器と自らの声を使っています。

◎以前放映された小林達雄先生との対談番組です。